コーディング代行の注意点

コーディング代行の注意点

コーディング代行の依頼において、いかにしてスケジュールを管理するかが重要

Web制作ではスケジュールの管理がとても重要となります。作業単価や見積もり金額は作業時間(工数)を元に組み立てられていることがほとんどだからです。また、例えば、新発売キャンペーンで使用されるサイトなどの場合、納期が遅れてしまうとリリースに間に合わず、損害賠償にまで発展するケースもゼロではありません。逆に納期を急ぐあまり、サイトのデザインを詰めきれていなかったり、レスポンシブ対応を後回しにしてしまったりすることも多々あります。

最低限の役割を果たすWebサイトであれば、それでも良いかもしれませんが、必要な機能を備えたWebサイトを作るために、出来るだけ前倒しでスケジュールを考慮頂いた方が良いでしょう。

Web制作において、一番時間のかかる工程は?

サイバーテック沖縄にて数多くのHTMLコーディングを代行してきた中で、デザインを決める工程が一番工数やスケジュールの読めない部分であることが多いです。デザイン前に打合せを行いますが、それを元にこちらからの提案を作成する時間もかかりますし、お客様からのフィードバックでもタイムロスが発生します。さらにイメージの変更まで出てくるとさらにスケジュールが圧迫されていきます。そのため弊社では、できるだけお客様でデザインを用意していただくか、少なくとも具体的なイメージは用意していただけるようにお願いをしています。「シーサーコーディング」のサービスコンセプトは、HTMLコーディングのアウトソーシングです。デザイン部分を極力省くことで、コーディング単価や、見積もり金額、スケジュールをある程度画一化するスタイルを取っています。

デザイン工程を経てコーディング作業が始まりますが、そこでもスケジュール管理のためにしっかりと準備頂くことをお勧めしております。Webサイトのデザインデータやコンテンツテキストなど、作業に必要となるものは、コーディング代行の委託前にしっかり準備していただくことで、作業がスムーズに進むため、スケジュールの遅延や手戻りによる追加費用なども発生せずに済みます。サイバーテック沖縄ではライティング代行業務などの「コンテンツ制作代行」も承っておりますが、スケジュールを短くしたい、制作費用を抑えたいという希望があれば、出来るだけ自前で準備していただくことをオススメいたします。

急な仕様変更は控える

コーディング代行サービスをご依頼頂いた後でも、Webサイトの構成の変更や見た目・効果の追加、Javascriptの実装など、変更・修正が起こる事はよくあります。本来であれば制作前の打合せできちんと詰めていないといけない部分ですが、発注側と受注側の認識相違やクライアントの意向など、理由は様々です。HTML5になったことでコーディングの幅が広がり、多少複雑なものでも簡単にリカバリーできることもありますが、双方の責任所在によっては追加費用が発生し、当然納期も遅れることでしょう。

事前の打合せはしっかり行い、双方の認識のすり合わせを行っておくこと、途中の設計変更は費用も時間もかかることなどを理解しますので、最初にしっかり決めておくことが重要です。

納期をズラさないようにするには

サイバーテック沖縄では「Webサイトの目的を明確にする」ことが納期遵守にとって重要だと考えています。共通の目的を確認し合っておけば、打合せでの認識相違やクライアントの気変わりを極力減らすことができるでしょう。極力当初の納期通りに納品出来ることが望ましいですが、大きな内容の変更が入った場合、納期を取るか、内容を取るか、という選択をして頂くケースもあるかもしれません。

目的が定まれば仕様も固まる

コーディングを代行する場合、見た目をどうするか、といった事をコーディングする側がどれぐらい把握し、Webサイトの目的に合っている範囲で行うべきですが、ホームページの目的がぶれなければ仕様は早いうちに固まります。すると、その仕様に合ったJavaScriptの実装や、HTMLコーディング作業を元に費用とスケジュールの見積もりがより正確になります。それらを踏まえてコーディング代行をご依頼いただけると、結果として制作全体の円滑化と、予算面も含め合理的に作業を進めていく事が可能となります。逆に制作側も日頃からHTML5の最新動向をチェックしておくなどしておけば、トレンドになっているような仕様を少ない工数でも実装できる、と提案できるでしょう。なるべく良いサイトをなるべく短期間で作りたいのは発注側も受注側も一緒です。しっかりすり合わせを行いましょう。

Webサイトの保守・管理について

多くの場合、Webサイトは出来上がって終わりではありません。常に新しい情報をアップデートしていかなくてはいけないからです。そういったWebサイトの保守・管理をクライアントが行う、制作会社に依頼する、都度外注先を検討する、など考えられるパターンはいくつかあります。もしクライアント自ら行うのであれば、ページの追加や修正作業が簡素化できるようにWordPressなどのCMSを導入しておくのをオススメします。もちろん静的なサイトを作るより高くなり、費用やスケジュールが変わってきますので、更新頻度など、Webサイトの運営方針を考慮した上で、予算を組む必要があるでしょう。

CMS導入のメリットとして、とりあえずCMSを導入しておけば、HTMLコーディングなどを外注する際にも工程が画一化できるので、外注費用が抑えられることがあげられます。Webサイトの新規作成は、費用が多少高くついたとしても信頼できるWeb制作会社に依頼をしたほうが無難ですが、CMSを導入したWebサイトの更新は、基本的には自ら行う事が多いかと思いますが、CMSごとWebサイトの運用・運営代行を行う、BPOサービスを提供している企業に委託する、という方法もあります。また、CMSを導入しても操作方法を覚えておかなくてはいけません。制作を依頼する際にはCMSの操作方法をレクチャーしてもらうことも事前に取り決めておけると安心です。近年主流となっているWordPressであれば、インターネット上に情報がたくさん掲載されているので、ある程度の部分まで、担当者が自分でWebサイトの更新を行うことが可能です。

   

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